東京六大学野球 法政x早稲田

法政大 3 - 4 早稲田大
10/16 明治神宮野球場 観衆7,000人


前日まで風・雨が強くちょっと心配したが、この日は朝こそ曇りだったが雨はなく、そのうち晴れてきた。ただ30度近く上がるとの予報で、半そで1枚で神宮へ出かける。
10時前にスタンドに入ったが、少ない・・スタンドがでかいせいもあるのだが、このあいだ行った三条のBCリーグより入っていないような気が一瞬した(本当はそんなことはないのだが)。斎藤がいなくなった影響は大きいなあと今さらながら思ってしまった。

1回は両大とも無難に終え、2回裏の早稲田。4番の杉山がレフト線2塁打を放ち、バントとヒット、四球で満塁としたあと先発の高梨雄平(川越東高)を迎える。8番は敬遠気味だったろうが、ここで高梨がレフト線ギリギリに落とすタイムリーで先制、2-0。
この高梨という左投手はまだ1年生で、この試合は四球も少なくなくそれほど安定してるとは思えなかったが、5回まで1安打に抑えるなどよく投げていた。直球は神宮で140kmいかないくらい。
5回裏、法政の投手が代わったところで1番の中村奨吾(天理高・これまた1年生)が右中間に三塁打を放ち、犠牲フライで3-1、さらに重盗を決めてまたも犠牲フライで4-1とする。
逆に法政には6回表にソロを浴び、7回にタイムリーを浴びて4-3と追い上げられる。ここで高梨をあきらめ、同じ1年生の有原航平(広陵高)にスイッチする。僕が早稲田の一年生で名前を知っていたのはこの選手だけだ。一度見てみたかった。
有原はセットポジションから150km出せる。時折見せるカーブ?でカウントも稼げていた。だがちょっと危なっかしいところがあり、8回には突然ボールが先行しだしたりしたが、何とか落ちる球で三振にとっていた。
この試合、早稲田は1年生が活躍していたが、主将の土生翔平(広陵高)は状態があまり良くないのか、7回にはバントもさせられていた。慶応の伊藤隼太もそうだが、やはりマークされているんだろうか。心配である。

有原は9回まで登板し4-3の逃げ切りに成功。春に見にいったときの早稲田は状態が悪く、ショックでブログに書く気にもなれなかった(笑)が、久々に接戦を制することができて気分がよかった。昨年までも、なんだか接戦に持ち込まれると弱かった記憶しかない。
試合後の球場前では、早稲田のバスは球場横づけでなく、前に止まっていた。でもこれが普通なんだろう。斎藤がいたころは球場入口にベッタリとバスがついていて、他の部員ががっちりガードするなど、完全防備の状態だった。
そのまま出待ちをしてたら有原が出てきた。間近でみると驚くほど体格が良くて、学生離れしていたのが印象に残った。来年は吉永健太朗(日大三高)も早稲田に来るし、楽しみだ。
おまけ:下の写真は法政の応援団が写真を撮っているところだが、右上にも小さく法政の旗が写っている。偶然だが、隣りの秩父宮ラグビー場で法政の試合をやっていた。


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