台湾で謎の社会人野球リーグが開幕か

先日朝、twitterを見ていたらタイムラインに野球の順位表が流れてきた。
6チームのようで、試合数は1だから始まったばかり。名を「ポップコーンリーグ」。なんだこりゃ。
なんのことだかわからずボーっと見ていたら、順位表に「合庫」と書いてある。ん?
合庫、、合庫、、合作金庫のことか?台湾にある社会人野球の合作金庫なら聞いたことがある。ということは、これは台湾の社会人野球のリーグ戦の順位表なんじゃないか。


「ポップコーンリーグ」という言葉をその場で調べてみたが、台湾で始まった野球リーグということと、なぜか開幕戦に松井秀喜を呼ぼうとして断られたことw、しか情報がでてこなかった。
のちに画像も見つけた。合庫というのは合作金庫棒球隊で間違いない。他のチームも、「TOPCO SCIENTIFIC」と何かの企業名のようなものがついている。やはりアマチュア野球のリーグだと確信した。


改めてよく調べると、台湾版JABAみたいな野球協会のページや、現地の反応ブログなどに行き当たった。これらによると

  • 5月24日に開幕したばかりで、計150試合を行うリーグ戦であること
  • 平日昼間も試合があるらしいこと(関東選抜リーグのようだ・・)
  • 社会人野球であるにもかかわらず、外国人枠が4人あり、さらになぜか大学生の枠もあるということ
  • 元巨人の姜建銘がいること

がわかった。野球協会のページが現地語しかなくよくわからないのだが、中に「爆米花就吸引了3288名觀眾進場觀看・・」と書いてあり開幕戦に3288名の観客が来たことがわかる。これは日本で言えば都市対抗予選の横浜や北関東くらいの規模だから、アマチュアリーグにしてはかなりの観衆と言っていい。入場料も取る本格的なアマチュアリーグは日本にないもので、僕なんかはちょっと羨ましいと思ってしまう。日本のファンも、これを日本に当てはめてみてほしい。面白そうだと思わないだろうか。
上にあげた現地ファンの反応で、
プロ野球ファンを奪っちゃおうぜ!」
などと言っている人がいる。日本の社会人野球の現場でこんな言葉は出てくる気がしない。


もっとも、「ポップコーンリーグよりも、日本のセンバツ高校野球が見たい」とか言ってる高校野球マニアもいるみたいだが。