学生野球協会、独立リーグとの交流を解禁へ

この日を待っていた。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201505/2015051900806&g=spo
「遅すぎた」などと今さら言ってもしょうがない。とにかくこの決定は大きな一歩だ。
学生野球協会の理事会で、改正が承認された規則がこちら。
学生野球資格を持たない者との交流に関する規則(PDF)
「および日本独立リーグ野球機構」が各所に追加されている。
大学野球部が、独立リーグと試合することができるのだ。


学生野球とプロの試合が解禁になったとき、独立リーグが対象外だったことに腹が立ったのを覚えている。NPBがOKで独立がダメというのは理屈が通らない、と。
それが、独立リーグが法人化されたことでようやく壁がなくなることになった。素直にうれしく思う。


BCリーグとアイランドリーグのある地域だと、関甲新学生野球連盟、北陸大学野球連盟、四国地区大学野球連盟が該当する。関甲新はまだいいとして、北陸と四国は社会人のチームも少なく、練習試合の相手探しも関東・関西に比べ苦労が多いのではないかと想像する。独立リーグの役割は小さくないと思う。


あと、社会人も加えた地域交流戦というプランも考えられる。社会人と大学の交流大会というのはよく行われているが、これに独立リーグのチームが参加することが可能になる。
いや、地域によってはNPBを加えた4団体だってできる。楽天2軍xJR東日本東北x東北福祉大x福島ホープス とか、埼玉西武x日本通運x立正大x武蔵ヒートベアーズ なんていう妄想だってできる。


果たして、交流戦一番乗りはどこか。改正は今年6月1日から、試合解禁は8月である。