オリンピックを3つにしてしまおう


サッカーが男女とも準決勝に進むなんて、誰も予想しなかったはずだ。
寝不足にはなっていないが、ビデオに撮って毎日見ている。やっぱりどうしても気になるから。


そんな中、脇にこんな記事が出てた。
http://mainichi.jp/sponichi/news/20120724spn00m050004000c.html
女子のソフトボール世界選手権で、日本が42年ぶりの優勝を果たした。しかも決勝の相手は米国。
これって、去年のなでしこと全く同じだ。でも、メディアの扱いは悲しいくらいに低かった。五輪と同時期というのが不運だ。
前回の北京五輪ソフトボールが米国を破って金メダルを取り日本が沸いたとき、同じ日になでしこは3位決定戦でドイツに破れていた。テレビの前で、僕はザッピングをしながら迷っていた記憶がある。次の日のスポーツ紙の扱いは当然ソフトの方が大きかった(でも、なでしこ4位の記事も結構大きかったけど)。それが、今では・・


年々五輪の規模は大きくなりIOCも種目の絞込みに躍起になっている。ここの記事を読むと21世紀に入り選手の数は1万人を突破しており、64年の東京五輪の倍(!)になっている。これでは、立候補できる都市が少なくなってしまうし、実現しても、インフラの整備にとんでもない額のカネがかかる。「ウチもやってみたいけど、カネかかるんだよな」という都市は多いだろうし、「うちらの競技も採用してほしい」「うちらを外さないでくれ(;;)」という競技関係者の皆さんも。そして、それらの間でIOCは頭を悩ませる。
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スープを入れすぎて重くて運べないなら、鍋を2つにするのはどうでしょう?
単純に考えよう。夏の五輪を2つに分けてしまえばいい。それを、年を違えてやる。
どう分けるかというと、僕は「ボールを使う競技」と「ボールを使わない競技」で分けるのがいいと思う。
陸上競技や格闘技、体操、水泳といった個人競技と、サッカーのような団体球技は、別の大会に分けてもそれほど興味がそがれないと思われるし、そのほうが大会の性格がはっきりしてわかりやすいのではないか。
「球技五輪」は、

・サッカー ・バスケットボール ・ハンドボール ・バレーボール ・ビーチバレー ・ホッケー

の現行競技に加え、

・野球(男子) ・ソフトボール(女子) ・ラグビー ・フットサル ・アメリカンフットボール 

を加えたい。他に入れられるとしたら、クリケットセパタクローなどがあるか。
卓球、テニス、バドミントン、ゴルフは微妙なところ。こちらは個人対個人の要素が強いので、従来の五輪に属するのが良いかもしれない。


・・クソ暑い夏の昼寝中に妄想にふけってしまったが、要は「また五輪で日本の野球が見たい」という、ただそれだけのことなんです。