野球の天皇杯(おしまい)


キャンプが始まって早くも半月。もうそろそろオープン戦が始まる。妄想もお開きにしたい。
「野球の天皇杯」実現のためには、優勝杯の問題のほかにも、解決しなければならない問題がたくさんある。主催者はどこがやるのか、開催球場はどこにするか、費用負担、利益分配はどうするか、選手がケガした場合の休業補償etc・・
しかし、どうせ妄想だからもうちと夢のある話を考えたい。


元々が社会人野球日本選手権明治神宮大会の合作から始まっているから、大学の出場枠は従来通り11。社会人もこれに合わせて11とする。日本選手権の3分の1になってしまうが、より権威が高まるということで納得してもらうしかない。大学、社会人それぞれ地域別の代表となるが、前に書いたとおり、天皇杯を譲ってもらう代わりに六大学には固定枠をあげることにしたい。
NPBイースタン、ウエスタンの優勝チームが出るとして合わせて2
独立リーグは1か2で迷ったが、独立リーグチャンピオンシップを残すとしたらこれの勝者で1
それから、単独大会優勝枠を設けたい。都市対抗優勝で1。大学選手権優勝で1。クラブ選手権優勝で1
これらを合わせて28チームとなる。なんか中途半端な数字だが、上記のうちNPBの2チームと、都市対抗優勝、大学選手権優勝チームとを合わせた4チームをシードにしてみよう。するとぴったり山型ができあがる。
2011年のケースに合わせて、トーナメント表作成ソフトで組んでみたのが以下のとおり。社会人の11チームは、都市対抗の第1代表を優先して仮に選んでみた。赤文字はシード。

・・・うーん、どうだろう。大学選手権にしろ都市対抗にしろ、ファンの人なら対戦表を見ればなんとなくイメージというか予想は立てられるのだが、こういう前例のないトーナメント表からはどういう試合になるかちょっと予想できない。
NPBが下手に高卒新人など先発させるとフルボッコにされる可能性もある。大学と社会人の対戦は練習試合でよくあるが、ガチの真剣勝負となるとどうか。独立リーグはどこまで勝ち進めるか・・
会場は、「天皇杯」の名からするとやっぱり神宮球場がいいかなと思う。もし分割開催にするなら、西は大阪ドームより、京都がいい。神宮と京都ならそれぞれ東西の学生野球の聖地という共通点がある。ただ11月は寒いんだよな・・


このゲームが実現するかどうかわからない。だが全くないとは断言できない。同じことを考えている人が、ひょっとしたら中にいるかもしれない。だってお金をもらってプレーしてようが、サラリーマンをやりながらやってようが、学業の傍ら試合してようが、グラウンドで行われているのは同じ野球だからだ。
異種格闘技戦では決してない。


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