相模原で豪華メンバー@イースタンリーグ 横浜x巨人

巨人 7 - 5 横浜
8/8 サーティーフォー相模原球場 観衆1153人


お盆が近くなり仕事に余裕が出てきたので、ナイターへ行った。ちょっと仕事場から離れているが、相模原球場へ。ベイスターズの試合は今年3回目。ちなみに横須賀へはまだ行ってない。
twitterを見ていたら、巨人の先発は澤村拓一(中央大)だという。僕はNPBの一軍には本当に疎いので、なぜ澤村が二軍にいるのか知らない。一軍の順位もよくわかってない。二軍の首位とかクラブ選手権の今年の代表チームならスラスラ言えるのに。

着いたのはすでに3回。1回裏に横浜が先制している。巨人のオーダーを見ると、1番が松本哲也で、2番が片岡治大、4番が矢野謙次だという。横浜にも金城龍彦中村紀洋がいる。先発は三嶋一記。相模原の試合は本拠地横須賀の倍、ネット裏2000円だが、これだけの選手が見られるということでかなりお得だと思う。でも、午後7時前に入ったスタンドはそれほど客は多くない。
その3回に1、2塁のチャンスで矢野がショートの後ろに落とし同点に追いつくと、続く横川史学青山学院大)が高めの直球?をライトへ。打ち上げたかな、と思ったらそのままスタンドへ吸い込まれる。この回一気に4点。三塁側の巨人の声援が多い。そういえば原辰徳監督は相模原育ちだった。

澤村を見たのは、中央大時代に日本代表の練習試合を見にKAITスタジアムに行って以来。その時の相手がJR東日本で、当時十亀剣(現西武)が投げたのを覚えている。澤村はその試合でどこか痛めてしまい病院に直行してしまったっけ。四球が多くてハラハラしたのを覚えている。
フォームとかはその時とあまり変わってないような気がしたが、この日は良いのか悪いのかわからない内容。3回裏に乙坂智にヒット→バント→金城にタイムリーを浴びて2点目を食らう。4回にも四球とヒットで無死1、3塁のピンチ。
しかし下位打線を迎えてエンジンがかかり、見逃し3つの三者連続三振。

と思ったら5回には内村、金城と連打を浴び、上の写真の中村紀との対戦は高めの吊り球で切り抜けるも、松本啓二朗には粘られ、直球を待たれてタイムリー。返球がマウンドで跳ねてしまい4-4の同点となる。
ちょっと変化球が荒れだしてきたかな、と思ったらストライクが入らない。次の宮崎敏郎にもやはり直球を狙われ、センター右に勝ち越しタイムリーを浴びる。これで10安打。まだ一軍はムリそうだ。

台風が近づいているも動きが遅く、金曜はどうにか持ちそうだった。空を見ると月がおぼろになって出たり入ったりしていた。蒸し暑い夜が続いていたがこの日から涼しくなり、スタンドは非常に快適。この週末のベイスターズはナイター3連戦。日程を見ると、8月のベイ主催試合はすべてナイター開催だった。http://www.npb.or.jp/schedule/2014el_08.html 二軍ファンのなかではベイのファンが一番助かっている。
この相模原のスタンドの人達、ファウルボールを客がナイスキャッチするたびに盛り上がる。なんか、海老名、横須賀、相模原、小田原で微妙に観客の質が違っているように感じるのは僕だけだろうか。
横浜の三嶋は7回につかまる。片岡から交代した坂口真規、矢野に三遊間を抜かれ、迎えたのは先ほどライトスタンドに放り込んだ横川。ここで再び完璧な当たり!同じくセンター右に放り込む。2HR6打点の爆発で、僕はこの名前をしっかり覚えた。元は楽天にいた選手で、かなり体格の良い左打者だ。

三嶋は7回で降板し、あとに出てきたのは、高橋尚成。間近に見るのはおそらく初めてだ。2010年からメジャーで投げていたので、この日の巨人のスタメンで尚成と同時期に活躍していたのは矢野謙次くらいだろうか。
尚成は2イニングを投げ、7回はフライ3つ、8回はヒットを一本打たれるも、2本塁打の横川をチェンジアップ?でほんろうし三振。貫禄の投球を見せてくれた。これが見れただけでもお得だったかも。

横浜は須永―星野―笠原とつながれた巨人相手にその後見せ場なし。試合は長く、終わったのは9時半くらい。出待ちでもしようかと思ったが遅くなったので帰ることにした。
この日の観客は1100人ちょっと。かなりお得に見られたゲームだったが、一軍から落とされたレギュラー陣から見たらやっぱりこのスタンドは寂しいだろうなと思う。