創部百周年

http://mainichi.jp/sports/news/20140415k0000m050027000c.html
1914年(大正3年)とはどんな年だったか調べると、第一次世界大戦が始まった年だった。歴史の教科書に載っているできごとがあった遠い昔に生まれた野球チームが、こんにちまで続いているというのも驚きだ。
日本で最も古いクラブチームが1907年創立の函館太洋倶楽部なのは知られているが、それに次ぐところはというとあまり聞かず、おそらくこの石巻日和クラブだと思われる。あと古参の野球チームというと、山梨の桂クラブ、岩手の水沢駒形野球クラブ、北海道の小樽野球協会といったところが僕の知っている範囲だ。いずれも東京や大阪といった大都市圏から離れた、地方のクラブだというのが興味深い。
社会人のクラブは今は300チーム近くまでなったけれど、チームが生まれては消えていくなか50年、100年と続けていくのは大変なこと。野球を愛する関係者の情熱に頭が下がる。