4万人の街から全国リーグへ

この週末に話題になったスポーツ記事といえば、セリエAの強豪ACミランからデビューした本田圭佑
その記事の中で僕の目をひいたのは、デビュー戦の対戦相手である「サッスオーロ」というチーム。聞いたことないなと思ったが、今季がクラブ史上初のセリエA昇格だったそうだ。
で、このサッスオーロという街、人口が約4万人だという。
ここのサポーターが全部、地元の市民ってことはあるまい。周辺の街からも客は来るだろうが、それでも、人口4万人の街のサッカーチームがセリエAに昇格し、地元にACミランを迎えて試合が見られるのだ。夢のある話だと思う。


日本でこんなことが実現するだろうか?
人口4万人の自治体というのを調べてみると・・単独ではプロチームが成立できそうなところがほとんど見当たらない。それどころか、アマチュアチーム(野球、サッカーその他の球技でも)で見かける名前も4万以下の都市には少ない。日本には、「おらが街のチーム」を持つところが圧倒的に少ないんだなと感じる。


・・と思ったら、ひとつあった。人口4万人弱の岩手県釜石市ラグビー釜石シーウェイブスRFCトップリーグでこそないが、ひとつ下のリーグで奮闘している。