2013年最後のNPB@横浜x日本ハム

鎌ヶ谷日本ハム 4 - 7 横浜
9/28 横須賀スタジアム 観衆1408人(記録では1048人になってるが、アナウンスでこう聞こえた)



この間クラブ選手権が終わったと思ったら、あっという間に2軍のシーズンが終わってしまう。いろいろヤボ用があったり、他の野球を見に行ったりして、2軍をあまり見てない。今年も昨年に引き続き横須賀の最終戦を見に行こうと思ったが、用事ができてしまい1日前の試合にした。天気はご覧のとおり秋空。

横浜2軍は、本当に優勝のチャンスがあった。しかしながら今月の宮城遠征で楽天に連敗し、さらに巨人3連戦で負け越し、力尽きた。なんか、優勝のかかった終盤はどうも勝負弱いな・・・
この28日の時点ですでにヤクルトの優勝が決まっており、もし最終週までもつれこんだら、この横須賀2連戦はすごい人出になったと思うと惜しい。

この日は横浜でも1軍試合があるので、最終戦に比べてそんなに混まないだろうと読んだが、どうしてどうして、結構な人出があり、ネット裏はほぼ満席に近かった。
この写真は試合前のダンスチームのパフォーマンスに乱入した横浜の選手(誰か忘れた)のうちのひとり。ちなみに、日ハムの選手がひとり紛れ込んでた。


この試合、ハムの先発は木佐貫、横浜は(またしても)眞下。眞下はよく会うなぁ。
その眞下、初回簡単に2死をとるも、石川に四球、尾崎、北に連打を浴び1点失う。北篤は元横浜なので拍手が起きてた。北ってハムに移籍したの今年だったかな。
その裏、逆にハムから横浜に移ってきた森本稀哲が初球をいきなり右中間に2塁打を放つ。僕の後ろで「今年で引退かー」というヤジを飛ばすおやじがいたが、打球を見ておとなしくなった。
このランナーを嶋村が三塁線2塁打で返し、1-1とする。

ハムは2番に大引啓次が出ている。初めて見たが、3回に左中間にクリーンヒットを放つのを見てやっぱりいい選手だなと感じた。オールドスタイルが目につくこの選手の経歴を知らなかったが、法政出身なんですね。元オリックスだったので、西日本の選手の経歴はどうしても疎くなる。後で知ったが、2軍にいたのはヒジを痛めてたかららしい。
続く石川がカウント1-3からセンターを越えるタイムリーを放ち1点勝ち越す。眞下は3回で降板。出来は荒れてるとは思わなかったが、今一つ。

4回から眞下から今井金太が登板するが、彼は夏の金港戦でも投げてた。改めて見ると、腕の振りが速いせいか球が速く見える。対戦した日ハムの荒張が振り遅れていたし、実際に速いのかもしれない(スピード表示はない)。僕のメモには「投げっぷりがイイ」と書いてある。
4回の裏に横浜が反撃を開始し、小池が三遊間を抜いたあと、西森がレフト左ギリギリに落とす三塁打を打ってまず同点。
松井飛雄馬はバットを真っ二つに折られるが、ホームへ悪送球で逆転、さらに渡辺雄貴がセカンドの後方にポテンを落とし、この回3点。ちと木佐貫が気の毒なイニングだ。

5回裏、木佐貫から運天・ジョン・クレイトンが登板するが、、、大荒れ。四球2つに3安打、それと内野に2エラーもついてこの回3失点。緊張の糸が切れてしまったか・・
この日は特にイベントらしいイベントもないが、よく入った。3塁側には鎌ヶ谷から応援団が10人くらい来ていて(いや鎌ヶ谷から来てるのかわからんか)る他、けっこう日ハムファンも来ていた。日ハムにとってもこの3連戦は最後の公式戦だ。

球場外には販売車が一台だけ来ていた。「気仙沼ホルモン」とか「せんべい汁」など東北の食べ物を売っていたが、すでに食料と酒を購入済だったので、買っていない。ただせんべい汁には興味あったな。


ハムは7回表に代わった加賀繁から内野のエラーと犠牲フライで2点返して6-4とするが、その裏の横浜、松井が逆方向のライトへ見事なソロを放ち突き放した。リストを利かせた、インパクトの初速ですぐスタンドインとわかる一発だった。
横浜はそのあと菊池→富田とつないでゲームセット。僕の今年最後の横浜戦はスッキリとした勝ち方となった。
けっきょくこの3連戦は横浜が3タテするのだが、これで日ハムは32勝73敗5分の勝率3割5厘。ちょっと、これはひどい。優勝争いがファームの目的じゃないとはいえ、負け癖がついてしまっている。日ハムは一軍も最下位。どうしてこうなっちゃんたんだろう。


終わったのは5時前だったが、選手の出待ちをしてるうちにあっという間に暗くなった。陽が短くなったな〜と感じるのは毎年のこと。