来年からクラブ選手権の出場枠が変更に


PDFファイル
ここ最近16チームの出場枠が固定されていた全日本クラブ選手権で、地区ごとの出場枠が変更になった。地味だが、こういう変更は初めてじゃないかな。前年の優勝チームが所属する地区に枠を与えるというのは。
以前から、関西には強豪クラブがたくさんあるのに、枠が不利だと思っていたのだが、上記の資料で実際に数字が出ている。過去5年間の関西代表の勝率がすごい。それと、クラブ数に対して枠がはっきりと少ない。
北信越のクラブにとっては厳しい結果だが、競争率という点では他地区とかなりアンバランスだったのがわかる。


都市対抗野球が今年もベスト4が関東勢で占められたように、企業チームは東高西低の状態が続いている。そういえば大学野球も、今年の大学選手権でベスト8に残った関西勢は1校だけだった。
そう考えると、クラブ選手権における関西勢の強さは目立つ。企業チームや大学と違い、地元出身者が占めることが多いクラブチームの特徴が出ていると言えないだろうか。