完全試合は同じ日に

土曜日に足利で見た試合で、8回から登板したのが全足利のエース庭月野隼(樟南‐関東学園大)。完全に見下ろして投げてる感じで圧倒していたのだが、その翌日にとんでもない投球をしてしまった。
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20130422ddlk09050097000c.html
スタンドでぜひ見たかった。天気がよくて昼間の試合だったら絶対行ってたのに。相手は2010年のクラブ選手権優勝、昨年もベスト4の所沢GBCだから全然弱い相手じゃない。企業チームがクラブと対戦する都市対抗予選でも完全試合というのはそうそうない。それと、わずか87球という少なさも凄い。


しかし、それの数時間前、ネット上で「完全試合」と検索すると別の記事が出ていた。東京六大学で史上3人目の完全試合が達成されていたのだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130422-00000038-spnannex-base
高梨雄平(川越東)の投球は以前1回か2回くらい見たことがある。ただ昨年からは甲子園優勝投手の吉永健太朗にすっかり話題を持っていかれていて、そういや最近投げてるのを見てないなと思っていた。
それにしても、早稲田だけがノーヒッターを出したことがなかったのは意外だ。


今朝スポーツ紙を買ってみたが、六大学の高梨の記事は大きく取り上げられていたのに、社会人のほうは囲み記事にさえなっていなかった。ついでに言えば同じ日に高校野球の地方大会でも完全試合が1試合あったようで、それは小さく記事になっていた。この差はなんなんだ。目立たない地方のローカル大会だからかもしれないが、れっきとしたJABA公認の公式戦なのにな〜。


それはともかく、4月21日は硬式野球完全試合が複数達成されるという、極めて珍しい一日になったのは間違いない。