社会人で「定期戦」復活?

http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20120821ddlk08050264000c.html


野球の世界で定期戦と言えば、ぱっと思いつくのは早慶戦だろうか。あとは関西の同立戦もそう。
しかし、これらは春秋の同一リーグの中で行われるもので、厳密に言えば「定期戦」とはちょっと違う。定期戦とはリーグ戦の枠の外に独立してあるというイメージがある。サッカーの日韓定期戦のようなものを指すのが正確だろう。


社会人野球の中で僕が名前を知っているのは「西の早慶戦」こと、八幡製鐵と門司鉄道局の「製門戦」だ。残念ながら見たことはない。熱気はすごかったらしい。
しかしもうひとつ、茨城の日立市にも定期戦がかつてあったらしい。日立製作所と日鉱日立の、町を二分したという「日製・日鉱」の応援合戦。これを現代に復活させようというニュースだ。


日鉱は今のJXグループに属するので、日立とエネオスの対戦となるのだが、如何せんエネオスは横浜のチーム。かつてのような”ダービー”とは遠いが、郷土意識の向上を図ろうという意気は買いたい。