松井秀喜がマイナーで復活

ようやっと、松井秀喜の所属先が決まり、練習試合に出始めた。この人の名がスポーツニュースに出てこないのはまったく味気なかったので、うれしい。
今はレイズの練習試合に参加していて、そのうち3Aのダーラム・ブルズというチームに合流することになっているが、この球団、マイナーでもかなりの人気球団のようだ。参考サイト:球場巡礼
球場の写真を見ると、収容は1万人そこそこ、グラウンドレベルに近い見やすいスタンド、内外野天然芝。広い空。これがアメリカのマイナー野球だ。ああうらやましい。もし日本でマイナーリーグがあって、こんな球場のある街があったりしたら、僕はそこに引っ越してしまうかもしれない。
で、ネットニュースで話題になっているのが、松井のギャラが月80万円だということだ。5ヶ月間しか支払われないので、年間400万円。一般的なサラリーマン以下になってしまうと書かれている。もうかなり稼いできた人だし本人もさして問題にしてないだろうが、僕が目をとめたのはこのギャラの額。


年400万というのは、NPB支配下登録の若手よりは少ないが、育成選手の大部分よりは多い。そして、同じように年5ヶ月ほどしか支払われない独立リーグに比べると、じつに2倍は行く(高津臣吾が新潟で200万というのを以前書いた)。
メジャーよりは遥かに少ない収入だが、日本の独立よりずっと恵まれている。ただMLB傘下の3Aだからかもしれない。MLB傘下にない独立リーグだともっと厳しいんだろう。
上記のサイトを見るとアメリカの独立リーグの平均観客数が出ている。チームによりばらつくが人気球団になると1試合平均3000人を超える。この数字は日本の独立リーグにとっては夢の数字だ。あっちは野球の懐が深い。これもまたうらやましい。