野球の天皇杯(その6)

  • 「杯」を譲ってもらわなければならない


野球の天皇杯だなんだとぶつぶつつぶやいているが、肝心なことを考えてなかった。
天皇杯そのものを譲ってもらわなければならない。
アマ野球に詳しい人なら常識だが一般にはほとんど知られていない、「野球の天皇杯」の存在。東京六大学野球が保持している天皇杯だ。
もし妄想している野球大会が実現するとして、「天皇杯」という名前をつけたかったら、六大学連盟にお願いしてカップを譲ってもらわなければならない。しかしそんなことが可能だろうか・・・
六大学といえば学生野球の本丸というか、ピラミッドの頂点に位置する存在であるし、そこのOB等お歴々の方々なんぞはいかにも頭が固そう(失礼ながら)な印象がある。なんというか、そう簡単に話は進まない気がする。60年以上前から(天皇杯の前の摂政杯を含めれば太平洋戦争前から)天皇杯を守ってきた自負もあるだろうし、いくらプロや社会人が出るからといってポっと出の大会にバトンタッチしてくれるかというと・・どうかな・・
それから、長らく学生、社会人、プロと団体が並行して存在してきた経緯もあって、他に渡せる大会がなかったという事情もあるだろう。
原則として、スポーツにおける天皇杯は一競技につき一つとされている。が、これには例外があって、例えば相撲などはプロの大相撲(本場所)とアマ相撲(全日本相撲選手権大会)と2つ存在する。
案は2つ。例外を認めてもらって天皇杯をもう1つ作ってもらう。もしくは、なんとか六大学からカップを譲ってもらう→そのかわり今まで天皇杯を守ってきたことに敬意を表し、六大学に単独の出場枠を認めることとする。僕は後者がいいと思うのだが。


関係ないが、今の皇太子殿下は野球がお好きだという。何度かご家族で神宮に来ているのは知られているが、何年か前、都市対抗野球を決勝戦でもないのに一人で観戦されたことがある。


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