野球の天皇杯(その2)

  • あったらいいなの理由

−野球の世界にも天皇杯みたいな大会があったらいいな
理由はいくつかあるが、いずれも単純なもの。
(1) あったほうが面白いから
(2) いろいろわかりやすくなるから
(3) 新たな目標ができるから


あったほうが面白いというのは、今までの縦割り野球界に横穴を一気に開けてしまうような試合にワクワクを感じるからだ。お互い相容れなかった世界同士が融合する機会に触れると、人はそのスポーツに再び新鮮な気持ちを覚えるものだと思っている。
2000年に湘南と日産の試合が驚きをもって迎えられたことをはじめとして、NPBと社会人の五輪代表結成、六大学OBと六大学選抜の交流試合、大学日本代表とNPBのU-26の対戦・・と、壁を越える試合が起きるたびにニュースにはなってきた。が、公式戦となればインパクトは強い。
サッカー、しかも今年は女子サッカーも話題になったし、他にもゴルフにも新星が出てきたし、低迷していた相撲にも日本人大関が誕生し少しずつ話題にとりあげられることが多くなっている。野球も負けていられない。話題、情報を提供しつづけなければなるまい。
NPB以外の野球のことをよく知らなくても、プロアマを超えた公式戦をぶちあげれば、「おや、野球の世界に新しいものができつつあるのか?」と関心を持ってもらえるかもしれない。国際試合を別にすると、日本国内の野球は

という大きな関心の山があって(それと、注目度は以前にくらべ落ちるが都市対抗という山も)、これが長年続き、新たな山ができたためしがない。そろそろひとつ、大きな山を作ってみませんか?と提案したい。


でも、山をひとつ作るには、既存の山を半分崩さなければならない。保守的な人達にとっては、そこは抵抗したくなるかもしれない。
それでも、ファンを含めた野球界全体のことを考えれば、十分プラスになると考える。ファンの視点から言うと、わかりやすくシンプルになるからだ。わかりにくく、中途半端なものが多い現状は変えたい。


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