思わぬピンチ 野球と電気

久しぶりに書く。
どこを見ても試合中止のニュースばかりだし、何しろ野球を楽しもうという気に今はなかなかなれない。最低でも、避難所にいる方々が皆、テレビを見られるくらいになるまでは―
亡くなられた方々がすべて見つかるのは、いったいいつになるのか―

そんな混乱の中、NPBが揺れに揺れた。
一軍の開幕日をどうするかでセ・パで意見が分かれ、さらに選手会と球団とも揉めた。ついには文科相まで介入するまでに話が大きくなった。
最後は4月中旬にセパ同時開幕となることでひとまずメデタシということになったのだが、この日程が正解なのかどうかはわからない。論調はみな今回の決定を妥当なものとするものが多いが、それよりももっと大きな問題にあまり触れられていない気がする。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110324-OYT1T00260.htm
大雪、インフルエンザ、そして災害という環境の厳しさが続いて忘れてしまっていたが、昨年の猛暑。あれはすごかった。たくさんのお年寄りが家の中で熱中症で亡くなったあの夏。今年も夏がやってくる。今よりも電力は逼迫する。
NPBのナイターは、果たして開催できるのだろうか。
ナイター試合自体を減らす、減灯して照度を下げる、開始時刻を17時くらいにして点灯時間を短くする（韓国のプロ野球みたいに終了後5分で消灯するとか（笑））などの対応策がありそうだが、それでも足りるかどうか、時期が来てみないとわからない。
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電力だけが原因ではないのだが、影響は社会人野球にまで及んだ。
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110326ddm041050140000c.html
日本選手権とJABA大会がすべて中止。都市対抗とクラブ選手権を秋に開催するという。
状況を考えると仕方ないのだが、残念だ。JABA地方大会については僕もいろいろ書いたけど、やっている人達のことを考えると残念に思う。
企業によっては都市対抗予選に参加しないところも出てくるだろう。
ただ、地方大会のかわりに各地で交流戦の開催を模索しているようなので、少し安心した。
状況は次々と変わりそうなので、注視していきたい。
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