セルジオさん、それはちょっと・・
辛口なサッカー評論でおなじみ、セルジオ越後さんのコラムにこんなものが。
【セルジオ越後コラム】FC東京なのか東京ガスなのか
〜地域密着ではなく、やはりＪリーグがいまだに企業スポーツであるという問題に突き当たる。東京という街のクラブが降格したのではなく、東京ガスのチームが降格したのだ。
（中略）
本当の意味で企業スポーツから脱却し、プロクラブ、プロリーグとして一本立ちできるように、どこかで舵を切らなければならない。それには勇気も必要だし、痛みもあるだろうけど、僕はそう訴え続けていきたいね。今のままじゃ、都市対抗野球と変わらないよ。
いやいや、セルジオさん、ちょっと待ってください。それはちょっと言いすぎでは・・Ｊリーグといまの都市対抗は全然違います。
年間のべ42万人(Ｊリーグ公式）のサポーターを集めるプロチームと、東京ドーム三塁側を三階席まで埋めるけど、そのほとんどが企業グループの社員とその家族である企業チームとでは、本質的に成り立ちが違う。
要は、海外のサッカーを知る氏にとって、日本のプロチームが企業だのみ（野球も含む）から脱却できないことを憂いておられるのだろう。
野球のＪリーグ、なんてことで企業と野球についてあれこれ考えていたところ偶然見つけたので、つい反応してしまった。
しかし、
「Ｊリーグが地域密着になってない象徴でもある」とはね〜。野球好きから見たら、ずっと進んでいると思うのだが。
