9/18 イースタンリーグ公式戦 湘南 x 鎌ヶ谷日本ハム

鎌ヶ谷日本ハム 6 - 3 湘南
横須賀スタジアム 観衆1,588人


湘南シーレックスの試合は、この日を入れてあと3試合。本来19日の横須賀最終戦を見に行くつもりだったのだが、雨天中止が1試合あり25日に振り替えになったので、19日は別の試合を見に行くことにした。
追浜駅から商店街を歩くと、湘南のバナーがゆれている。このバナーももう今年で見られなくなるんだなと思うと寂しいが、来年はどうなるんだろうか。

この日は「よこすかカレーゲーム」というおなじみのイベントでもう18回目。横須賀のカレー店の屋台がいくつか出店するイベントだが、球場に着いてみて驚く。横須賀海軍カレーの店がものすごい行列になっている。なんか、途中でご飯だがルーが切れてしまったみたいだ。僕は隣のインドカレーの店で豆カレー(500円)を買う。今日は特に人が多いみたいだ。
スタンドに入るともうかなりの入りで、一塁側からバックネット裏までほぼ満員。三塁側に少し席があいているくらい。仕方なくバックネット裏で立って豆カレーを食べる。うまい。

鎌ヶ谷は大ベテランの木田優夫42歳、湘南は桑原謙太郎の先発。桑原は初回、三塁ベースカバーに入りそこねてランナーを進めると内野ゴロの間に1点失う。
湘南2回木田を攻め1点返すも、この日の桑原、ちょっとテンポが良くない。投球間ももっさりとしているし、野手が守りにくいリズムになっていたか。4,5回とエラー絡みと連打で先行される。
横須賀の試合は何度も見たけれど、ビジターチームの応援という意味ではこの日の鎌ヶ谷が一番熱心だったように思う。巨人、西武、千葉ロッテとの対戦をここで見たことがあるが、応援団が来ていたのは日ハムだけだ。湘南と並んで地元密着を打ち出す鎌ヶ谷の熱心さがここにも現れているのか。彼らの来ているライトグリーンの鎌ヶ谷ユニフォームは派手だけど僕から見たら結構イケていると思う。それからここの応援団、日ハムが連打するとブルーハーツリンダリンダを「連打連打〜」ともじって歌っていたのがおかしかった。
湘南は桑原をあきらめ佐藤祥万、小林大志とつなぐが、日ハムは打線がよく計2点を追加する。特に一番の杉谷拳士(帝京高)は一発も含めよく打ったし、守備でも好守を見せて一塁側からも拍手を浴びていた。あとは横浜から移籍した関口雄大も複数安打に好守と活躍していた。

湘南打線はつながりを欠き、7回にようやく筒香のタイムリーで追加点を奪ったが、日ハムの2番手・土屋健二(横浜高)が左腕からコントロール良く投げこみ、付け入ることができなかった。吉村裕基も見逃し二つといいところなく、スタンドの声援(絶叫とも言う)に応えずじまいだった。
残念なことに3連勝はならず。せっかく巨人が負けたのだが・・ これで千葉ロッテと巨人が同率首位で、楽天が0.5差、湘南は1ゲーム差のままとなった。
終了時にあたりはもう夕暮れ。終了後のスタンド階段の横では、ケチャップさんをはじめスタッフの方が変わらず挨拶をしてくれた。この横須賀ボールパークの雰囲気は、来年、「横浜ベイスターズのファーム」になってからどう変わってしまうのだろうか。単なる「一軍選手の調整と若手の育成の場「だけ」になってしまうのだろうか。もしそんな雰囲気になってしまったら、僕は果たしてここに来るんだろうか。そんな複雑な思いを胸にしたまま、スタジアムを振り返りつつ駅へ歩いた。


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