毎日新聞の記事から/プロリーグの苦闘


毎日新聞の記事に興味深いものがあったので、紹介したい。
FREE(無料) プロリーグの苦闘/1
「無料」 これって魅力を感じるだろうか?
例えば東京都内で時々配っている、ホットペッパーみたいな雑誌。あと、駅構内に刺さっている無料のアルバイト情報誌、マンション情報誌。ただで情報がもらえる、一見魅力的にも見えるけれど、果たして本当に魅力あるものなのだろうか、疑問に思う。


独立リーグが発足してから、よく無料券の存在をネット上で見かけた。いくら「タダ」だと言ったって、「興味がなければ人の気は引かない」のもまた真実だから、タダ券に引かれて見に来た人達も客数に入れてもかまわないと思っていた。でもそれも、度が過ぎると問題だ。上の記事で、「入場料収入から逆算すると、通年の有料入場者数は全体の1割にとどまる」との記述には驚かされた。


高知球団は無料券を全廃したらしい。僕は、年に数回なら無料デーを設けても良いとは思うけど、基本的にはもう無料券に頼る時期は過ぎたと思う。まして、上記のように有料入場者数の方が全体の数よりはるかに少ないというのはおかしい。
プロの2軍に目を向けると、イースタン7球団のうち、千葉ロッテ、西武、ヤクルトの3つは公式戦をタダで見せている。これらはいずれも、本拠地の観戦施設が貧弱という問題を抱えているためだ。が、本当はこれもおかしいと思う。いくらファームが「仕込みの場所」だといってもプロ野球の試合だ。タダで見せるのはどうかと思う。


ついでに言うと、社会人野球の試合でも地方大会とか、日本選手権予選なんかだと無料で入れる試合も多い。でもそういう試合の中ですごい好ゲームがあったりすると、「こんな試合タダで見せちゃっていいのかな?」と思うことがある。お人好しだろうか。


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