関西独立リーグは続く

以前5月7日の記事に「観客25人」という衝撃の数字をたたき出してしまった関西独立リーグ(カンドク)の後期日程が発表された。(PDFファイル
失礼ながら、後期まで出来るとはちょっと思っていなかった。関東からは遠いし、関西に用事がないとなかなか行けないのだが、こうなるとマイナー野球を愛する者としては行ってみなければならないか。
しかし、そのカンドクの1チーム、コリア・ヘチではどうも良くない話が・・・
公式サイトのニュース記事から
公式サイトの記事からこんなのが見えるというのもすごいが、読みづらい日本語訳を読んでいくと、どうも5月8日付けでチームの発起人がリーグを脱退し、今はカンドクの事務局がチームを運営しているらしい。
そういうことか・・
で、上の一文で僕が興味を持ったのは最後のほうに書いてある韓国野球の現実。要約すると、

プロ野球ではなければ野球選手としての夢をつかむことができる舞台が全くないということが韓国プロ野球の厳然な現実だ。実業団野球活性化と2軍リーグ拡大などプロ野球の根幹になる新しい舞台を作るのに真心を傾けない限り野球失業者は続出する。

WBC準優勝や北京五輪金メダルなど、躍進の続く韓国野球。しかし、僕の言う「マイナー野球」のインフラが日本に比べ整備されていない現状は、BCLやILに韓国人選手が何人もいる事実に現れていると思う。