岡田幸文、初スタメン観戦記（その２）

岡田の最初の打席。
ハラハラしながら見ていたら、ファーストゴロ。ボールは二塁へ転送、里崎がフォースアウト。岡田は生きる。
走るだろうか。
ゴンザレス、ここで執拗にけん制。新人相手にそんなに意識するか？
僕は打席をほとんど見ない。ゴンザレスと岡田の動きに集中してた。
スタート！
阿部の送球もちょっとそれる。セーフ！初盗塁成功！
スタンドものすごい大声援。僕も、手が痛くなるくらい拍手した。ゆうゆうセーフじゃないか。

以後、関心はほとんど岡田ばかり（笑）
三回、読売・小笠原のセンターへの打球、快足を飛ばす。「落下点まで速いよ」まわりの誰かがつぶやいた。「俺は昔から見慣れてるよ」と意味もなく心の中で自慢する（笑）
四回の第二打席、連打で追加点をあげ（誰が打ったかうろ覚え・・）、またまた大声援の中、岡田。ゴンザレスの外角にバットを合わせ、フラフラっとあがった打球はセンター前に落ちる。初ヒットがタイムリー！？　また大声援。おいおいホントかい。
第三打席、ヒットで出塁してた里崎を送ろうとバントするも、当たりが強い・・前進してた小笠原の真正面。里崎は二塁でアウト・・・
力が入ってるのか・・　さすがに併殺は免れる。
投手は左腕・金刃。ムリかと思ったが、再びスタート。ゆうゆうセーフ！また大声援。２盗塁だと・・・？
次打者の西岡の声援は、「スピードスター」の連呼。いや、それは岡田のことだよ。ホントに。
西岡の右中間の当たりで初得点。初物コレクションにも程がある！

第四打席はショートゴロも、坂本の好守備がなければ内野安打というタイミング。また、左中間の当たりを再びランニングキャッチ。千葉マリンのサポーターに名前を覚えてもらうにはほぼ満点の内容だったと言っていいと思う。試合は、先発成瀬が5安打に抑え、8-1で千葉ロッテの圧勝に終わった。

本拠地だから当然お立ち台があるわけで、完投した成瀬は当然としても、打のヒーローは誰か。
何しろ15安打もしており先発全員安打。決勝打が誰だったか僕は覚えていない。ひょっとしたら・・いやさすがにそこまではと思ってたら、
岡田が出てきた（笑）
スタンド大声援。お立ち台の岡田はイメージより低くしっかりした声で受け答えをしていた。学生出身のルーキーと違い、社会人（実際にガス会社のサラリーマンだった）出身だから、こういう所もしっかりしているのだろう。
これからも活躍してほしいが、実際今日のゲームを振り返ると、ランナーを置いて内野ゴロとバント失敗だから、盗塁を決めたとは言え仕事がきっちり出来たとは言えない。こういうところをもっとつめていかなければいけないだろう。
でも彼の魅力は、十分に千葉マリンのファンに伝わったと思う。

おまけ：試合後のスタジアム前のステージにて。こんな面白いステージがあったなら見てけば良かった・・
６月２日 交流戦讀賣戦終了後の岡田幸文オンステージ - YouTube