衝撃の数字

このGW中、ほぼ晴天に恵まれて各行楽地もにぎわったようだが、わがマイナー野球の世界でもよく人が集まったようだ。別にチームの経営側の人でも何でもないけれど、新聞のスポーツ欄では観客数をなぜか気にしてしまうタチで、人が多く入っているのを見るとちょっと嬉しくなる。
GW中で特筆すべき数字をあげてみる。
5/1 千葉ロッテxヤクルト(袖ヶ浦) 3,251名 毎年お祭り騒ぎ
5/4 西武x楽天Kスタ宮城) 7,423名 あの菊池君が投げた
5/5 日本ハムxヤクルト(鎌ヶ谷) 4,861名 どうして鎌ヶ谷はこんなに入る??
5/5 湘南x読売(横須賀)2,863名 久々にライトスタンドを開放

独立リーグはどうか?
5/1 富山x石川(富山アルペン) 2,339名
5/4 群馬x信濃(高崎城南) 2,684名
5/5 福井x富山(福井県営) 2,983名
BCリーグはこれ以外の試合でも常時4ケタは入っている。アイランドリーグはちょっと少なく、特にJFBLとの交流戦は500人いかないことが多い。


しかし、ある試合で僕は衝撃的な数字を目にした。
http://www.47news.jp/sports/results/baseball/2010/050192639.html
5/1 紀州xコリア(大東市龍間) 25名
・・・
にじゅうごにん?
関西独立リーグの試合、1日の土曜日のデーゲームでの入場者数が、25人。信じられない。
リーグ自体が昨年から給与未払い、運営会社撤退、内部分裂といったネガティブな話題ばかり先行してしまっているうえ、野球を見る機会には恵まれている大阪。やっていくのは、厳しいのか・・
いやそれにしても、在日同胞の人たちがもう少し応援してあげても良いような気がするのだが、いかんせんシーズン前に突然参加を表明した印象のあるチームで、知名度が浸透するには時間がなさすぎたのかも・・
それに、この大東市龍間という場所、鉄道沿線からかなり離れた山奥の公園らしく、アクセスが悪い。
大阪も神奈川県と同じく、野球人口に対して野球場の数が少なく、ここしか確保できなかったのかもしれない。
こんな状態が続けば、来年はない。活路を見出すとしたら・・う〜ん・・試合数の少ないウエスタンリーグが手を差し伸べるとか、アイランドリーグと連携するとか・・
うーん、妙案が浮かばない。