ようやく

春は毎年仕事が忙しく、ようやく本格的に野球観戦ができそうです。

しかし、ある考えから今年はいつもと違った観戦パターンになりそう。
具体的に言うと、野球を見るというよりかは、「野球場を見る」というスタンスになると思います。

行く球場の種類は増えそう。天気がよければいいのですが。

栃木にBCリーグか

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20160315/2265730
群馬県福島県に球団があることを考えると、いつかは考える人が出てくるだろうなとは思っていた。


とはいえ、詳細はまだ何も決まっていないようだ。かつて山梨で球団設立のニュースだけは流れたが、その後全く進展がなく立ち消えになったことを考えると、もう少しニュースを追いかける必要がありそう。
記事を見ると、社長さんは国学院栃木高(全足利にもOBがいる)出身で甲子園に出たこともあるそう。経営者が野球経験者というのは、深谷組とかオールフロンティアと同じだ。ただ福島で球団が出来たときには、地元の経営者が集まって構想を練ったという経緯があるので、栃木でも賛同する人を集められるかがカギになりそう。山梨はこの点で失敗したのかなと思う。


栃木でネックになるとしたら野球場かもしれない。
本拠地は宇都宮になるだろうが、栃木の野球場はアクセス良いところが少ない。唯一駅から歩いて行けるのが栃木県営野球場で、西川田駅から徒歩15分と大変良いうえに収容15000人と十分。そのほかで徒歩で行けるのは足利だけ。栃木市野球場と清原球場、佐野市営球場はバス利用。小山市運動公園はバスを降りてさらに歩く。
特に県内最大の清原球場(3万人)は宇都宮からバスで40分もかかる挙句、1時間に1本くらいという、まさに陸の孤島なのであった。もっとも栃木県は日本有数の自家用車保有率を誇るのだが。


普通に考えて、メインが県営球場、サブに栃木市と清原、そして月1くらいで足利。そんな感じだろうか。
春先に全足利とオープン戦が恒例行事、なんてことになると面白そうだが。

「膿を出しきる」

読売巨人軍公式サイト

全ての膿を出しきれていなかったことが判明し、痛恨の極みです。全国のプロ野球を愛する皆様に、さらには巨人ファンの皆様に、重ねて深くお詫び申し上げます

巨人に限らないが、何かしら不祥事が起きたりすると聞かれるこの言葉「膿を出しきる」。
これはいったいどういう意味の言葉なんだろうとふと思った。


今日twitterを見ていて、今回の野球賭博と全く関係ないことについて、僕のフォローしてる人がこんな言葉をツイートしてた。

ミスの原因考えても意味ないから。ミスを犯した環境考えないと。

ああなるほど、と腑に落ちる言葉だ。少なくとも、膿を出し切るという言葉よりは。


本人に聞き取り調査をするにはじまり、果ては選手の携帯電話の通話記録を・・なんてことまで聞こえてくるようになった今回の野球賭博問題。でもそういった荒療治的なものって、あくまで対症療法でしかなくて、本当に大切なのは体質の改善なんじゃないかと思う。野球界全体の。


元ロッテ・小林亮寛氏のツイート

プロ野球の世界は特殊かもしれないが特別じゃない。

そう思う。いや、憧れを持たれる、特別な世界であってほしいという気持ちも持ってはいるのだけど、それだけではいけないんじゃないかという気もするのだ。


体質を変えるにはどうしたらいいのか。
ある大学野球の監督さんが去年の発覚時に言っていた。「これでまた、プロ行きを勧めない理由が増えた」と。
有望な高校生、大学生に敬遠され、プロ志望者数が「定員割れ」になるような状態。そんな状態になれば、NPBも本気で体質改善に取り組むんじゃないか。そんなことが実現するとも思えないが。
ただし、上記の監督さんのように考える指導者は密かに増えているんじゃないかと思う。

と、東都の2部が!

え?
一般財団法人 東都大学野球連盟[試合情報-星取表・日程表]
東都大学野球の2部リーグが、地方球場を使ってる!!
大学のグラウンドを使うという方針が、突然変換になったとは。
平日ばかりだけど、とにかく、公共の野球場を使うようになった。これはビックリ。
背に腹は代えられないということなんだろうか。
ニュースにまだ出てきていないので、続報を待ちたい。

最近

更新しておりませんが、生きております(笑)

ここのところ小ネタばかりなので、そういうのはtwitterで済ませてしまってるためです。
https://twitter.com/kabatotto34

試合が待ち遠しい。

しかし、自分は3月中旬から死ぬほど忙しいため、3月頭にちょっと見に行ったあとは、4月まで見られない予定です。

ショッキングな映像

あまりにショックだったので思わず書く。
清原和博が逮捕されて連日にわたり報道されてるが、きょうの民放テレビでかつて巨人時代に同僚だった野村貴仁氏のインタビューが放映された。
信じられない、変わり果てた姿。最初にキャプチャ画を見たとき、本当に、文字通り絶句した。
ゴミ屋敷みたいな家に、ホームレスみたいな風貌。40代後半じゃないよ、あれ。


それと、経歴を見たら三菱重工三原出身で、都市対抗にも出ていた。
番組冒頭で、三菱の縦ジマユニフォームが映ったのを見て思わず、映さないでくれ・・と思った。


NPBの新人教育の場に、本人を連れてきて(ギャラももちろん払って)講演してもらったほうがいいとさえ思った。偉い人が延々説教するよりも、当事者の(ろれつが回ってない)言葉を聞かせたほうが、はるかにためになる。いや冗談でなく。

つくば市に巨人2軍??

報知のtwitterを見て目が点になった帰り道。
http://www.hochi.co.jp/topics/20160125-OHT1T50005.html

茨城県つくば市プロスポーツ関係者や地元企業関係者らが集まり、「プロスポーツ誘致推進協議会」(仮称)を設立し、同市へプロ野球・巨人の2軍、3軍の誘致活動を行う方針を固めたことが24日、分かった。近く関係者が会見し、正式に発表する。協議会は、2軍が練習する球場、公式戦などの開催を含めファーム機能の全面移転を目指している

は?? 巨人が2軍を移転する意向があるなんて聞いてないよ??


この記事をよく見ると、つくば市において昨年、総合運動場の建設計画が住民投票によって白紙撤回になったのを受けて、地元の企業関係者が「夢よもう一度」と構想をブチ上げたというのが真相らしい。そうとしか読めない。
ソフトバンクが今年から2軍施設を移転するが、あれは球団自体が移転の意向を持っていて、受け入れる自治体を募集したという背景がある。今回の話は、地元の人間が勝手に協議会を開いて、勝手に巨人の名前を出しただけではないか。ハコモノを作る理由づけとしてプロスポーツを誘致するというのが見えてしまって興ざめする。


それをわかったうえであえて考えるとすると、いま現在観戦環境があまり整っていない3球団、千葉ロッテ・ヤクルト・西武。これらのほうがまだ巨人より実現性があるかな、と思ったが地図を見てその考えは消えた。つくばは遠い。遠征ならともかく常打ち球場にするのは難しそう。
独立リーグはどうだろう。「プロチーム誘致による経済効果は計り知れない」なんていう期待をしているとしたら、その期待に沿えるのはちょっとムリだろう。茨城でも水戸やつくばあたりは硬式野球を見る機会が限られているので、あっても面白いとは思うのだが。


おまけに、協議会が施設を作りたいとしている「つくば市大穂」地区はというと、つくば市中心部よりだいぶ外れた辺鄙な所だ。ここにイチから大金をかけて施設を作り上げるんだったら、中心からさほど遠くないさくら運動公園を大改修して、NPB2軍とか高校野球県大会を誘致できそうな球場を作ったほうが、まだ話がわかる。人口22万人クラスの自治体にしては確かにショボい球場だからだ。大風呂敷を広げる前に、足元をもう少し見てほしいと思う。