創部62年目の初出場

都市対抗予選の写真などを載せたいと思いつつ忙しくてできない今日この頃。この日のニュースは都市対抗予選の話題で最も興奮したものだった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160608-00000089-mai-base
きらやか銀行都市対抗初出場を決めた。山形県勢としてはなんと66年ぶりの快挙だという。
しかし僕がもっとすごいと思ったのは、この野球部の創部が1952年、創部64年目だったということだ。
企業チームとして会社の名前を背負いながら、64年間も都市対抗に出場できなかったのに、今まで廃部にならなかったということにただ驚いている。
これはすごいことです。社会人野球を好きな人ならきっと理解できると思う。
なにしろ、予選で敗退が続こうものなら「廃部」の2文字がちらついてしまう関係者は少なくないであろう現状だ。現に、高度経済成長期にはたくさんの企業が野球部を持ち、そして次々と手放していった。


そんななかにあってこれだけ長く野球部を持ったままということは、野球部を単なる宣伝の手段や社内の一体感の醸成のためとして見るのではなく、人材の育成という側面をずっと重視してきたことを表していると思う。
これから野球部をめぐるもっと深い記事も見られることだろう。関係者のかたがたがどんな考えで部を持ってきたのか、とても興味がある。


なにはともあれ、おめでとうございます。