独立リーグ史上初の三冠王が意味するもの

BCリーグについて|ルートインBCリーグ -Baseball Challenge League-
群馬の怪人・フランシスコ=カラバイヨが今年のBCリーグ三冠王を獲得した。

ベネズエラ生まれの30歳。今年のアレックス=ラミレスとのクリーンアップは他球団から見たらとんでもない破壊力に映ったろう。日本に来たときからすごかったが、今年はまた一段と成績が上がった。
それにしても、このリーグは全部で72試合しかなく、さらにカラバイヨは63試合しか出ていないにもかかわらず、打点87というのはいったいどういうことだろう??本塁打33本というのも驚異的だが、これは両翼の狭い地方球場が多いせいもあるとは思う。


さてこれをどう見たらいいんだろう。
カラバイヨが進化したのなら良いが、リーグの投手陣のレベルが下がっていると思われやしないか。
彼は2010年と11年にオリックスに在籍している。出場40試合で打率.242、7本塁打、18打点に終わっている。
ただしこの時には手首のケガという事情も抱えていた。


だから、個人的にはもう一度カラバイヨNPBでやらせてみたい。もちろん、NPB入りがかなったからには活躍することを祈るのみだ。
もし活躍できなかったら、独立リーグへの評価が怪しくなってくるという危うさを秘めていると思う。