横浜の球春@JABA神奈川県春季大会

横浜金港クラブ 1 - 11 JX-ENEOS
3/23 保土ヶ谷神奈川新聞スタジアム 観衆約200人弱(目測)



例年3月は仕事で忙しいので野球を見に行けないのだが、今年はスケジュールがうまく合い、社会人の神奈川大会に行くことができた。久しぶりの保土ヶ谷球場
春の神奈川大会は一時企業グラウンドを使っていたときもあったが、ここのところは再び保土ヶ谷に戻ってきている。

この3連休の試合で企業チームが出てくるのは23日のエネオスだけ。しかも相手は昨年の都市対抗予選で大健闘した横浜金港。きっとファンもそれなりに来るにちがいな・・
数えたら、200人もいなかった。考えてみたらこの200人というのはどこへ行ってもひとつの壁のような気がする。
この日の先発は僕の期待通り菊沢竜佑(立教大)。上記の都市対抗予選で三菱横浜相手に7回2失点と好投して僕も注目したが、昨年は県連盟から優秀選手として表彰された。夏のベイスターズ相手の試合では崩れてしまったが今日はどうか。

結論から言うと6回を投げて5安打4失点(自責は3)、王者ENEOS相手にこれなら、じゅうぶんに試合を作ったと言っていい。去年の好投がフロックではなかったのがわかる。
ENEOSのメンバーを見ると、早稲田、慶応、明治に立教と六大学出身者がとにかく多い。相手にするのは大変そうだが、最速142kmのストレート(ネット裏の野球部員のガンを見させてもらったw)を武器に3回まで無安打に抑えてみせた。惜しいのは四球が多いこと。ランナーをためてしまってからタイムリーで返されてしまっている。

スタンドは春の陽気。日陰になると寒いのだが、日が当たればジャンパーはいらない。ここへ来ると、いつも僕は外野の風景を撮る。どういうわけかここでは綺麗な雲の写真が撮れることが多いのだ。
ビールを開けたかったが、車で来たのでガマンする。もっとこの時期の仕事が忙しくなければ、いろんなオープン戦を見られるのだが。


途中まで試合は見ごたえあるものだったが、6回で菊沢が下りると後続の投手が四球を出すなど安定せず追加点を許す展開になる。7回にはENEOSの3番手小室正人(これも立教大)から金港は連打で無死一三塁のチャンスをつくるが、併殺崩れの1点のみ。
8回には再び四球などで満塁とし、最後はなんと満塁ホームランが出てこの回一挙に5点。残念ながらコールドゲームになってしまった。
クラブチームでも企業相手に好投する投手というのが時々出てくるが、いたとしても層が薄いので、継投するとどうしても後続が打たれてしまうのが悲しいところ。そういえば同じ日に行われたさいたま市長杯で、所沢GBC日本通運相手に7回まで0-2だったのに、8回に5点取られてコールド負けを喫している。