中日本クラブカップをちょっと覗く


全日本クラブ選手権のひとつ下に、東日本、中日本、西日本と3つのクラブ大会が5年前からある。今までは遠いところで試合をしていたので見る機会もなかったが、今年は横浜市保土ヶ谷球場なので、自宅から近いので行ってみた。
球場に着くと選手達が車座になって反省会をやっている。あれ?時間はまだ10時半過ぎなのに。
勝ち上がり表をみたら、横浜球友クラブがエイデン愛工大OBブリッツに2-13と大敗している。おまけに開始したのが8時。当初の開始予定9時ですけど・・

そんなわけで、入ってみるともう第2試合の途中、福井ミリオンドリームズと千葉熱血MAKINGの試合。ちなみに、茨城GGが来るかなと思っていたのだが、北関東は東日本大会に行かされるのだそう。
知ってる選手もほぼいないのでなんとなく眺めていただけだったが、見てるうちに福井の投手の良さに注目するようになった。フォームがきれいで、体重の乗ったいい投げ方をする。ストライクもよく入り、千葉はほとんど打てない。名前は内藤という。
福井には福沢卓宏という元中日の選手がいたが、この日は無安打。千葉で知っているのは河野和洋。あの松井秀喜の5連続敬遠で有名になった人だ。腕っ節が強そうで、3打席連続で外野にかなりいい打球を飛ばしていたがスタンドインはならず。結局千葉は1安打だけで完封された。あの福井の投手、間違いなく大卒、ひょっとしたら社会人経験者だろうと思った。時間がなくこの試合だけで球場を後にした。


後で調べたらこの投手は内藤剛志といい、敦賀気比高で甲子園ベスト4に進み、駒沢大を経てJR東海でプレーしていたという。どうりであのマウンド捌きだ。