和歌山の紀三井寺球場が初の大改修

和歌山県下のメイン球場である紀三井寺球場が、開場いらい初めて改修を行い、このたび完成したという話題。
http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000001206300001
開場が1965年というから、もう47年も改修されずに使ってきたという事実に驚く。今回の改修箇所も、両翼が93mから98mに広がったのは改修メニューとして普通にありそうだけれども、
・内野スタンドがコンクリート階段だったのを、”初めて”プラ製の長椅子を取り付けた
・外野フェンスに衝突時の危険を減らすクッションの設置
などは、「今までなかったの!?」というレベルの話だ。しかも、高校野球の県大会決勝が行われる、県のメイン球場で。
財政が厳しいから、と言われればそうなのかもしれないが、和歌山商業や智弁和歌山、箕島といった強豪も存在する県で四十ン年ほったらかしだったという事実は寂しいものがある。まあ何はともあれ改修が実現してよかった。


ここ数年で、各地のメイン球場(プロの常打ち球場以外の、高校野球決勝が行われるような)が新築・改修される事例が見られた。新潟はハードオフが出来たし(鳥屋野球場を見たことがあるが、ものすごくボロかった)、秋田はこまちスタジアム、沖縄は奥武山、広島はマツダスタジアム、群馬は敷島というふうに。
さて47都道府県で、取り残されているところはないだろうか。石川、静岡、岩手、島根、鳥取・・あたりはそろそろ何とかしないといけないのではないか。このうち静岡については、県知事?がプロ球団創設をぶち上げて予算をひっぱろうと動いているらしい。