全足利クラブ x 住友金属鹿嶋@都市対抗北関東予選

全足利クラブ 0 - 9 住友金属鹿嶋
6/10 太田市運動公園野球場 観衆約2,000人(第二試合の応援団を除いた目視)


今年も北関東予選にやってきた。前日の土曜は雨で中止になり、日曜にスライド開催され、僕としては初めて住友金属鹿嶋との試合を見ることになった。
今回は初めて太田に電車でやってきた。行き方は東武伊勢崎線の館林から2両編成の支線に乗り、竜舞という駅で降りる。この駅が住宅街に囲まれた無人駅で、まわりには店などほとんどない。僕と同時に降りた人も一人しかいない。同じ都市対抗予選の最寄り駅・関内とはどえらい違いだ。だーれもいない中を歩いて20分くらいで球場に着く。ほとんど皆自家用車で来ていた。
太田の球場はいつもと同じ雰囲気で、やっぱり出店は無い。入場料は600円。パンフは500円するので買わなかった。


さて、今日の試合を一言で言うと、いいところが無かった・・
足利先発の黒沼は、3回まではよく投げてくれた。効率よくランナーを進められタイムリーで2点返されるも、落ちる球がけっこう良かったし、大崩れしないかなと思った。
が、それ以降は中継ぎを含めてよくなかった。守備連携のミスや盗塁を許したのも大きかったが、全部で押し出し四死球が5つ(たしか)。これではどうやっても善戦には遠い。企業相手でどうしても恐がってしまってるのがピッチングに出てしまう。これじゃなぁ〜。
鹿嶋の先発・山崎洋(注:サキの字は異なる)は左のエース格のようで、序盤から崩せそうになかった。昨年の日立戦は投手が安定せずつけいる隙があったが今年はちょっと無理っぽい。ここ2年ほど3強相手に善戦を続けていたが、今年は残念な結果になりましたね・・

住金は本拠地から遠いこともあって、3強のなかで最も応援団が少なく、観衆は3000もいかない。ただバックネット裏スタンドはほぼ満員になった。けっこう足利からの応援が来ていたみたい。
天気は曇りだろうと思っていたら、意外と晴れ間が出ていて、日焼けしてしまった。ただ例年より3週間ほど早い日程なので、竜舞駅から歩くときなどは結構気持ちよかった。今後はこの日程が定着するんだろうか。

千葉ロッテの吉田真史にとっては高校が地元。元NPBの意地を見せてほしいと思っていたが残念ながら音無しに終わる。富士重工との試合ではヒットを放っていたみたいだが。NPB復帰にもっとアピールしてほしい。

足利ファンにとっては見所の少ない試合だったが、最後に登板した川口投手(栃木農業高)がラスト3イニングを無失点に抑えコールドゲームを免れたのは明るい材料。以前は力任せで投げ込む姿が目立っていたのが、この日はスタイルが変わっていたと思う。
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午後は外野の芝生でビールを飲んでいようと思ったのだが、コンビニから戻ってみると球場はご覧の状況に。日立と富士重工の組み合わせを初めて見たが、この混み方は凄まじい。芝生席にも移動できず、結局球場外で昼飯とビールを流しこみ、ちょっとスタンドで見て球場を後にし、竜舞駅へ。


太田からは熊谷行きのバスに乗ったが、バスから見た太田駅前の風景に唖然。国道沿いと違い、駅前通りはキャバクラだらけで合間に居酒屋というありさま。同じ企業城下町なのだが、これは日立とも君津とも雰囲気が違う。