東日本大震災復興支援試合 社会人 x 大学

社会人選抜 7 - 0 大学選抜
3/10 東京ドーム 観衆7,293人


本年最初の野球観戦は、震災復興支援として計画された2試合のうち最初の試合。2試合目の日本x台湾を見る選択もあったが、所用がありテレビ観戦のみとした。チケットもいい席はだいぶ売り切れていたみたいだったし。


冷たい雨の中東京ドームに着き、チケットをどうするか軽く迷う。一部が震災復興へ使われるということなので、ネット裏2500円(自由席)にした。普段の大学や社会人の試合と比べても一番高い。
この試合、僕の事前の集客予想は5000人といったところ。これは、東京ドームでのアジアシリーズの韓国チームx台湾チームの集客数で、なんとなくそれくらいかなと思った。

しかし、帰ってみて観衆を見ると7000人以上いた。ただし、予想通り客層は野球部OBおよび年配の方が多く、特にバックネット裏にいると、文科系な自分がなんだか場違いな気がした。家族連れやカップルの客でも、野球関係者っぽい男性が多い。元野球部というのはなんとなく雰囲気でわかるものだ。
さて試合のほうは、結論から言うと社会人の良さばかり目立ち、大学側はほとんど見せ場がなかった。これが、ワセダ3羽烏や澤村、あるいは昨年の菅野・野村・藤岡がいたのならば展開は違ったのかもしれない。
社会人は先発の畠山太(富士重工)があの阿部次男さんを思わせる雰囲気(ほんとに似てた)で三振をとりまくり、大山暁史(セガサミー)もとてもいい投手だと思った。元日産・石田佑介(住友金属鹿嶋)も見られて満足もした。
大学は打つほうがさっぱりで、JR東日本の監督いわく「開幕までの時間の差でしょう」とのことだったが、とにかく物足りなかった。スタンドも沸くシーンは少なかったな・・
強いてあげれば、大学の6番手・西宮悠介佐野日大高―横浜商科大)という左腕は暴投があったりして失点したものの、時折すごいキレの変化球を放っており面白いと思った。ベイスターズとまた交流戦しないかな。
下の写真は試合終了後の集合だが、こう見ると社会人の派手さと大学の地味さ(伝統を重んじてると言うべきか)が際立つ。