交流戦 青山学院大 x 巨人

青山学院大 2 - 0 巨人
8/20 ジャイアンツ球場 観衆約150人(目測)


なんか、突然涼しさを通り越して肌寒くなった8月の4週目。翌月には大学野球も秋季リーグ戦が始まる。早い。
3月と8月限定でOKになった大学とNPBの練習試合、一番多くこなしているのはどこだろう。数えていないが、東ではおそらく巨人だ。抱える選手が多いから予想通り。
20日の土曜日は中でも数少ない週末の試合がある日。天気が微妙だったがジャイアンツ球場へ。

買ったスポーツ新聞の記事に夢中になり、うっかり稲田堤駅を乗り過ごしてしまった。次ぎの駅で戻ったりしてたら接続が悪く、球場に着いたのは既に1回の裏。
いつもの入り口からスタンドへ降りていくと、聞こえてきたのは耳慣れない歓声。ジャイアンツ球場の追っかけの女の子達ではなく、昨年まで神宮に詰め掛けていたくらいの年代の皆さん。OGだろうか。
座って缶ビールを飲んでいると、近くに座った女性の方が、息子が就職した某企業チームで都市対抗に進出したので、大阪ドームに応援に行くと話しているのを聞いた。ひょっとしたら選手の家族の応援が多いのかもしれない。


この日は初回からゼロが続く。青山学院の福島由登(大阪桐蔭高)は、持ってきた野球小僧を見ると甲子園の優勝投手だったそうで、見ているとスピードガンは最高138kmぐらいとそんなに速くないが、コントロールは良い。特に右打者のアウトコースがよくて、巨人の打者はよく見逃し三振を食らっていた。

いつもは薄型のコンパクトカメラを持ってくるのだが、いつも同じで飽きたので、珍しく一眼レフに300mmをつけて持ってきてみた。といってもサンニッパみたいな高いやつでなく、安物。
スポーツカメラマンの真似事をしてみても、野球を撮るのは難しい。投手のリリースの瞬間とか、打者のインパクトの瞬間とか、合わない(笑)。カメラやレンズを換えてもウデはついてきそうにない。せっかく球場に行くんだからいっぱい撮って練習してみるのもいいかと思ったが、撮るのに夢中になると展開がわからなくなるので、だめだ。それじゃ面白くない。
5回裏、巨人は仲澤が一塁悪送球で出塁、バントとセンターフライで三塁まで行くが、ここで福島、加治前を沈むスライダーで三振。これもいい球だった。

7回表、巨人は投手を田中太一から古川祐樹へスイッチ。青学は1死から井上が引っ張りライトオーバーの二塁打。ライトフライでこちらも三塁へ進む。さらに二、三塁としたあとここで8番谷が古川からセンター前に弾き返し、2者生還して2-0とする。
7回裏青学は好投の福島から石井へスイッチするが、落ちる球がこの日の巨人には有効だった。巨人は攻撃が淡白で、やっぱり学生相手だとやる気が出ないのかなと思ってしまう。イースタンリーグでは西武第二で試合があったので、この日のメンバーは「第二の二軍」だったが、こういう試合でもアピールしないと「第一」にも上がれない。
巨人は8回から登板したルーキーの宮國椋丞糸満高)がいかにも投手らしい体型と140台の速球で今後が楽しみだなと思ったくらいで、全体に精彩を欠いていた。淡白。
2-0で敗戦後、ベンチの反省会で吉原孝介コーチにだいぶお説教された後、罰走?なのか外野でダッシュをやらされていた。
それと細かいことだが、プロx学生の試合の時は試合後の両軍整列と挨拶をどうするのかなと思っていたが、無かった。NPB、独立、学生、社会人はこういう細かい習慣が少しづつ違うので、交流戦は注意深く見てると面白い。


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