野球を大学の生きた教材にする試み

プロ野球と大学」と聞くと今年から始まった交流戦のニュースみたいだが、大学野球ではなく、大学の授業との交流の話。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201107/2011072200080
オリックス摂南大学と協力し、「ベースボール・エコノミクス」という共同講座を立ち上げたというニュースだ。
球団の事業部長が講師を勤めるというのが目をひく。机上講座だけでなく、大阪ドームでイベントを打ちフィールドワークの場として提供してもらう。スポーツビジネスを志す学生にはとても興味ある機会になるだろう。


プロ野球はもちろんグラウンドの中だけで成り立っているのではなく、それを取り囲むスタンドも含めてプロ野球な訳だけれど、これを教材として扱う試みは新しいようでいて、少ないながらも前例がある。
ひとつは産業能率大学が横浜と提携し、湘南シーレックスの平塚のゲームで集客イベントを企画していた。産業能率大学
もうひとつは、BCリーグの群馬と上武大学の研究室がマーケティング調査や球団ニュースの制作で協力している例。上武大学
群馬の試合を見に行った時、もらったフリーペーパーが上武大学の学生が作っていると目にして新鮮に思ったものだ。


NPB一軍を目指す若い選手と審判、一軍の指導者を目指す若いコーチがいて、それを取材したり、イベントプロデュースをしたりする学生がいる。こういう試みはマイナー野球との相性が良い。


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