交流戦 Honda x 巨人
Honda 2 - 1 巨人
ジャイアンツ球場 観衆約300人（目測）
JABAの試合予定表で「プロアマ交流試合」の項目を見ると、巨人戦がズラリと並ぶ。巨人が「第二の二軍」を発足させてから、社会人や独立リーグとの試合に本格的に乗り出したからだ。4月に見に行った群馬ＤＰとの試合はその一環。ただ、参加予定だった足利市長杯が中止になってしまってガッカリしたことは先月書いた。
ゴールデンウィークの終わりによく晴れたのでデジカメをポーチに入れて出かける。京王よみうりランド駅からいつもの（手形がいっぱい並んでる）車道を歩こうかと思ったが、なんか日差しが暑いので「巨人への道」にした。こちらは階段がきついが、森の中なので日差しはやわらぐ。
この日の相手はホンダ。昨年までのシリウスGAMEは、あまり強豪とやらせてもらえなかった（クラブチームが多かった）のだが、今年は社会人の地方大会がなくなったのと、社会人相手の呼びかけが浸透したせいか、少しずつ企業チームと組めるようになった。しかし相手はあのホンダ。第二の二軍（素直に三軍と呼べばいいものを）ではワンサイドゲームもあるかと思いつつスタンドへ。
巨人はかつてのドラフト1位辻内崇伸（大阪桐蔭高）。以前フューチャーズの試合で長浦で一度だけ見たことがあった。怪我が多くなかなか一軍に上がれないイメージがある。ホンダは佐藤達也（北海道東海大）。ホンダの試合を見るのは意外なことにこれが初めて。
なんかボーッとして見ていて、試合内容をあまり覚えていないのだが・・
両チームとも無難な立ち上がり、先制はホンダ。三回満塁から暴投（パスボールにも見えたが）で1点。辻内は5回まで投げたが失ったのはこの1点だけ。もう一回パスボールがあってランナーを進めてしまうなど、落ちる球が使いにくく我慢の投球を強いられたように見えたが、ゆるいカーブで見逃し三振、内野フライと2つ切り抜けるなど、精神的にも落ち着いていたと思った。
巨人のメンバーはほぼ第二の二軍メンバーだが、松本哲也がいて声援を浴びていた。彼の天秤打法も初めて見たけれど3打数無安打でベンチに下がってしまう。この他目についたのは育成の丸毛謙一（大阪経済大）で、積極的な走塁がいいかなと感じた。そういえば前回ここで見たときスタンドから声援が多かった気がする。
ちなみに松本は最後までベンチに残り、なんとバットボーイをやっていた。
ホンダのメンバーで知っているのは小手川、川戸、佐伯、多幡といったレギュラー陣だが本当に名前を知っているだけ。密かに西郷泰之（元三菱ふそう）を期待したのだがスタメンではなかった。
スタンドは暑いものの、風があるので、時折太陽がかげると涼しくて大変気持ちがいい。ここのビールは高い（600円）ので買うのを我慢していたが、中盤にとうとう買ってしまった。うまかった。
スタンドは前回の群馬戦より多い感じ。やはり強豪相手だと注目度が上がるのか。中にはホンダのキャップやレプリカシャツを着たファンも。間近で見るとなかなか綺麗な色だ。
ホンダは中軸に当たりがなかなか出ない。どんだけ打つんだろうと事前に考えていたのだが、この日は拍子抜けしてしまった。終盤に西郷がバットを持ってネット裏に消えるのが見えたので「おおっ」と思ったのだが、結局一塁コーチャーをつとめただけだった。残念。
試合は、9回に登板した野間口（シダックスだ）がなんかあっさり投げて連打を食らって1点を失う。これが決勝点となり2-1でホンダが勝った。
