「野球場物語2011」を買ってみた

ベースボールマガジン社からこんな本が出ていた。書店で見かけてパラパラをめくっただけで即、レジへ。
過去2回こんな本が出ていて、前回は2007年だという。
Ｋスタ宮城、マツダスタジアム広島、ハードオフエコスタジアム新潟という3つの新球場をグラビアで特集し、あとはいまは無き球場の思い出をOBが語る企画、その他いくつかの企画が前半にある。グラビアの写真がなかなか綺麗だ。写真のセレクトもいいが、何よりこの3つの球場自体が絵的に映えるんだろう。
自分にとって見ごたえがあるのが後半の「日本全国野球場名鑑」535球場。じっくり見ていくと、自分でも知らなかった球場がけっこう出ている。特に西日本は名前も聞いたことがない球場が多かった。ただ、すべての硬式野球場を網羅しているわけでもなく、ところどころ抜けていたりする（所沢の航空公園とか）。ほかにも細かい突っ込みどころはあるけれど、球場フェチなら買って損はない本です。

この球場名鑑を北からずっと見ていくと、球場事情は各地で様々なんだなと感じる。先日の記事のコメントで大阪のクラブチームの方が球場の少なさを嘆いておられたが、この本を見ると大阪には7つしか記述がない。京都も7、奈良は5、和歌山などは4つしかない。
一方、北海道に27あるのはわかるとして、岩手の29個には驚いた。キャンプ地として定着している宮崎も21ある。

週刊ベースボール別冊 野球場物語2011 2011年 3/5号 [雑誌]

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