プロx学生、独立リーグは除外？？
今週のスポーツ新聞でも大きく見出しに出ていた、学生野球憲章の改正にともなうプロと大学野球の試合解禁のニュース。
http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011021601000679.html
前回の記事にコメントしていただいた方に指摘されるまで気がつかなかったのだが、「プロ野球」から独立リーグが除外されていることがわかった。
なぜ除外されているのか、理由がわからない。
解禁初日に巨人と中央大が試合をするとか、ロッテが慶応、阪神が近大、立命館・・とニュースを賑わしている。それは僕も楽しみではある。しかし、もっと意味があると思っていたのは、普段試合相手の面で不利な地方の大学リーグが、独立リーグと試合できることにある。
四国や北陸には大学野球リーグがある。九州や東北と違いあまり名前を見かけないが、高校卒業後、地元の大学リーグで野球を続けている選手がいる。こういった地域は、NPBの本拠地から場所が遠いうえ、社会人の企業チームも少ない（四国は企業が2チーム、北陸は富山に1つと新潟に数チームだけ）。だから、普段練習試合をする相手が限定されてしまう。
そこで、プロ・大学試合解禁により、四国の大学はアイランドリーグ、北陸や関甲新リーグの大学はＢＣリーグとそれぞれ試合ができるようになるはずだった。なのにこの「除外」である。
関西でリーグの構成がゴタゴタしていて、独立リーグそのものへの信頼がまだ足りないのかもしれない。あるいは、まずはNPBでスタートしてみて、独立についてはそれから、なのか。単に、まだ話し合いをしていないだけかもしれないが。
スポーツジャーナリストを自称する人達はもっとこの部分を突っ込んで記事にしてほしいと思う。
