マイナー野球的今年の10大ニュース

2011年も今日が最後。マイナー野球界(?)の10大ニュースなんて、書いてるの僕ぐらいだろうな。

1位 全足利出身・岡田幸文一軍に昇格→日本シリーズで決勝打
2位 湘南シーレックスが消滅
3位 社会人野球クラブリーグ元年
都市対抗野球で"本当の"社会人野球チームが初出場
シリウスが社会人野球公式戦初登場
・かずさマジック7年ぶり都市対抗出場
・社会人野球で個人成績の公表はじまる
・アイランドリーグが4年連続で独立リーグ日本一に
・日本プロ野球史上最低の観客数 16人
独立リーグ、チームの消滅・縮小相次ぐ

4位以下は特に順位はつけられない。
全足利クラブOB・岡田幸文千葉ロッテ)の活躍は嬉しかった。ひいきチームの出身だからだけでない。大学を中退し、野球をあきらめかけながらも働きながら野球を続け、育成契約にこぎつけたという、その過程が良い。クラブチームや独立リーグといった、王道とは言えない道を行く選手達に希望を与えたと思う。
湘南シーレックスは今でも惜しい。アメリカのボールパークのような雰囲気を目指した試みは、志半ばで・・
3位を取り上げるのは僕くらいだ、たぶん。中国四国や京都でクラブチーム同士のリーグ戦が始まった。さらに九州の独自リーグと西日本チャンピオンを決めるという試みも。誰もニュースに取り上げないが、大きな転換点かもしれない。


九州三菱自動車、大和高田クラブ、バイタルネット。この3チームが都市対抗初出場。いずれも、社業に影響を与えないよう終業後に練習を重ねて出場にこぎつけた。 かずさマジックは、地域重視へと舵を切った2003年以降、選手集めに苦労して低迷したがようやく報われた。
NPBの育成選手中心のチーム、シリウスが新潟大会に初出場。秋には神栖市長杯にも。来年は巨人が2軍のさらなる充実を図っている。
社会人野球では毎年ベストナインを発表しているが、今年から個人成績の発表があった。毎日新聞でも取り上げていないが、これは画期的な出来事だと思う。


またしてもBCリーグはアイランドリーグに勝てず。いったいなぜ・・?
2010年6月22日の紀州レンジャーズ―韓国ヘチ戦(大東市龍間)。有料入場者数16人というのは、日本の野球史上最低かもしれない。しかも、実際にスタンドで見ていたのは一ケタだったという噂もある。
そんなわけで関西独立リーグはプロ興行を断念しクラブチームに。JFBLは消滅し三重はアイランドリーグへ参入。長崎は経営を断念。
独立リーグはまだ嵐の中にいるようだが、福井の優勝決定戦に4000人以上動員したという事実もある。何とか続けてほしい。


今年は大きな動きこそあまりなかったが、何かこう、ゆっくりと世界が変わっているような気がする、そんな野球界だったかな。
来年も、出来る限り球場に行きたい。
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