マイナー野球好き的ドラフト速報


さて、独立リーグ・クラブチームの指名選手はどうだったか。
上位指名選手はここで取り上げる話題ではない(笑)


独立リーグ

チーム名 順位 名前 所属 ポジション
ソフトバンク 育成1位 安田圭佑 IL高知
巨人 育成2位 岸敬祐 IL愛媛
巨人 育成3位 福泉敬大 関西L神戸
ヤクルト 育成2位 上野啓輔 IL香川
広島 7位 弦本悠希 IL徳島
オリックス 5位 深江真澄 関西L明石
横浜 7位 大原淳也 IL香川
横浜 8位 *岡賢二郎 IL愛媛
楽天 育成1位 加藤貴大 BCL富山

(*・・はここのブログでは漢字が出てこない)
関西独立リーグから2人も指名された。リーグがゴタゴタしても、スカウトの人はきっちり見ている。
それと、アイランドリーグとBCリーグの指名数の差が目に付く。これはリーグのレベルの差と言うべきなのか。先週から始まったグランドチャンピオンシップでもアイランドリーグが2連勝だし。
ただ、ウエスタンリーグが試合数確保のため練習試合をよく組んでくれていたし、アイランドリーグは秋のフェニックスリーグにも参加している。NPBと対戦する機会がBCリーグより多かったから、スカウトも実力を測りやすかったのではないかと想像する。


★社会人・クラブチーム

チーム名 順位 名前 所属 ポジション
巨人 育成5位 財前貴男 エイデン愛工大OB BLITZ
巨人 育成7位 川口寛人 西多摩倶楽部
ロッテ 育成3位 石田淳也 NOMOベースボールクラブ
楽天 育成3位 川口隼人 滋賀高島ベースボールクラブ

今ドラフト最大のサプライズ(僕的には)。クラブチームから4人指名である。過去は最大でも2名、しかも、以前は企業チームから転換したクラブチームが多かったが、今回はいずれも純粋なクラブチームだ。チームの名前にとらわれず地道に選手を探し続けたスカウトに敬意を表したい。
企業チームの減少でクラブチームにもレベルの高い選手が行くようになった結果とも言えるし、横浜・藤江均(NOMO)やロッテ・岡田幸文(全足利)のようにクラブチームOBが一軍で活躍する例が出ていることもスカウトの目を向かせた原因かもしれない。


いずれにせよ、発掘ルートが広がったことは良いことだと思う。