川崎市の野球場についての話題2つ

久々に野球場の話題。ただし神奈川ローカル。
神奈川県川崎市政令指定都市であるにもかかわらず、観客用のスタンドがある硬式野球場が2つしかない。(1つではない、2つだ。後述)
そのうちのひとつ・等々力緑地公園の野球場が、公園全体の整備計画により改修されるかもしれない。
http://www.city.kawasaki.jp/30/30koryo/home/todoroki/22-k2/22-k2.html
野球場というより等々力緑地全体、特に陸上競技場の改修をメインとしている。
この等々力陸上競技場はJリーグ・川崎フロンターレのホームスタジアムだが、設備が陳腐化し手狭になっており、混雑時に危険だということでフロンターレのサポーターを中心に改修または新築を求めてきた。
整備計画では5つ案があったらしく、従来の配置のもの、位置を少しずらすもの、陸上競技場とは別にサッカー場を新設するもの等。それらの案の中で野球場を等々力以外に新設する案もあったらしい。しかし等々力以外に新設する場所が見つからなかったとして、等々力にとどめたいというのが市の意向のようだ。
ただ、川崎市のページの中で、モデルとなる野球場に大和市の引地台球場(11,000名)を挙げているが、1万人以上入る野球場は現状では必要ないと思う。内野スタンドだけで3,000席、これで十分じゃないだろうか。収容を減らすかわりに、屋根が欲しい。特に7月の地方予選は屋根無しじゃかなり厳しい。


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もうひとつ、川崎市には野球場がある。どこか。
僕が25日に行ったジャイアンツ球場、実は「川崎市多摩区」にあり、東京都稲城市との県境スレスレにある。
でここがシーズン終了後、4億円を投じてナイター照明を新設するのだという。8月下旬のニュースで、僕はうかつにも見落としていた。
2軍をさらに拡張し3軍のようなものを作り、社会人と試合するなどして試合数をさらに増やしたい意向があるのだが、ナイトゲームを可能にして試合増を計るというわけか。ひところの、FA選手に金をかける金満巨人とは金の使い方がガラリと変わってしまった。でもいい投資だと思う。


そこで、ここからは無茶な提案。
もし等々力球場が改修されるとして、その間高校野球の県予選ができなくなる。だとしたら、ジャイアンツ球場を予選会場に貸してもらうというのは、どうだろうか。
昼間に県予選で使わせてもらい、イースタンの公式戦はナイターで行う。神宮における大学とヤクルトみたいに。
川崎市の人達にも球場の認知度が上がる。特に県の有望選手が高卒で巨人に入ったら、その選手目当てにイースタンリーグにもっと人が来るかもしれない。
ものすごく、壁が多そうだが。