ファーム試合数の格差是正へ

表題はスポニチの記事から。
近鉄が合併・消滅し仙台に楽天が創設され、イースタン7球団・ウエスタン5球団体制になってからもう5年が経つ。
NPBのホームページでファームの日程を見ればわかるとおり、ウエスタンの日程表は「スカスカ」だ。見ていて寂しいものがある。当然公式戦のチーム当たり試合数も少なく、最も多い打席数の選手でも、イースタンの最多打席数より100も少ないのだという。
これでは場数の差が実力の差になりかねないが、ウエスタンの本拠地は名古屋、兵庫x2、広島、福岡と広範囲にわたり、イースタンのフューチャーズやシリウスのような連合チームが活動しづらい。上記の記事に阪神と福岡が連合チームを組んで独立リーグと試合をするとあるのだが、1試合のためだけに阪神の選手が九州へ移動したりと、負担は多い。
あまり表に出ないのだが、試合数の少なさを解消するためにウエスタンのチームは社会人や独立リーグとの練習試合を多く組んでいる。特に社会人と頻繁に試合をする。(ここを参照)
社会人との試合は日程の合間を縫って組まれるものが大半で、よほどのマイナー通でもない限り知られていないが、独立リーグは大々的に宣伝をするのでお客もよく入る。
どうせなら、ウエスタン、アイランドリーグ各チーム均等に交流試合を組ませ、それぞれ公式試合に組み込んでしまってはどうか。ソフトバンクx中日といった遠距離の試合を減らし、そのぶん地元に近いチーム同士で多く組ませ、移動費を抑えるとか。
試合はワンサイドが多くなるかもしれない。が、あまりそれはファームにとっては弊害にはならないような気がする。独立リーグの選手にとってはNPBと対戦できるだけで嬉しい経験になるはずだ。


さらに社会人まで巻き込んで、とある1ヶ月をまるまる費やして「東海」「関西」「中国四国」「九州」で各リーグ戦を・・・と妄想をしてみたが、考え出すと止まらないでやめにする。