下手なプレーを見ると自分も下手になる?

面白い記事を見つけた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141112-00000042-mai-soci

ダーツの上級者が下手な人のプレーを見て結果を予測しているうちに自分も下手になるとの実験結果を、独立行政法人情報通信研究機構が11日、オンライン科学誌サイエンティフィック・リポーツで発表した。他者の動作を予測する時と、自分が動作する時の脳内の情報処理に共通する部分があるため、と結論づけている。

これが事実なら、例えばコントロールの悪い投手の隣りで投球練習をしていると自分もストライクが入らなくなるとか、みんな送球ミスばかりしている守備練習の中にいると自分も下手になる、という現象が起こるんだろうか。
逆に言うと、良いお手本がチームにひとりでもいれば、その選手の練習を皆が見て真似をすることによって好結果をもたらすとも言えるのかもしれない。
東大野球部を取材したテレビ番組の中で、「(先輩に)うまかった選手がいないので手本がなかった。自分達がそうなりたい」と語っていた選手がいたのを思い出した。