元プロ野球選手が高校野球の指導者に

野球界にとって非常に大きいニュースが飛び込んできましたね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130118-00000007-dal-base
「このままではいかんとなった」ようやく、高校野球も危機感を共有するようになった。いろいろな意見もあるし、僕も思うことはあるのだがまずは大きな一歩を進めたことを喜びたい。


いろいろ調べているうちに、僕は高校野球の監督について重大な誤解をしていたことに気がついた。学生野球憲章にこう書いてある。

第9条
3 加盟校の学校長は、適任者として認めた教員から当該加盟校の部長を選任する。
4 加盟校の学校長は、適任者として認めたから当該加盟校の監督、コーチなど指導者を選任する。

高校野球の監督には、教員資格は必要なかったのだ。
それが、プロ野球チームに所属したことのある選手に限り、教員資格と2年間の実務経験が必要ということになっていた。以前は10年間の実務が必要だったという。
・・理屈が通らないではないか。
このあいだ選手会長を退いた新井貴浩も怒っていた。
http://www.daily.co.jp/tigers/2012/12/07/0005581204.shtml


プロ野球界に対して不信感というかアレルギーが強いんだろうか。もっとも、学生野球創設時より、職業野球との交流は慎むべしという風潮は強かったらしいので、それが脈々と続いていたのか。
そうだとすれば、今回の決断は学生野球創設以来の大転換ということになる。
あとは、プロ野球側がこの結んだ手を以下に大事にして離さないようにするか。